乾燥した肌の治療

お肌の乾燥

お肌の乾燥というとそれほどひどい症状には思えないかもしれませんが、こちらも皮膚科で治療の対象になっている症状となります。
ひどくなるとお肌の赤み、かゆみが出るなど、症状にストレスを感じる場合もあります。
このようなお肌の乾燥が起きたら皮膚科を受診したいところですが、時間のあるときに皮膚科が開いているとは限りませんよね。
病院が閉まっているときなど、受診するまでにはどうしたらいいでしょうか?

このときに気をつけたいことは、まず患部をあまり触らないことです。
お肌の乾燥が気になると思わず何度も手で触れたり、かゆみがある場合はかいてしまったりすることもあるでしょう。
すでにお肌の乾燥が気になる症状となっている場合、あまりそれ以上は触らないことです。
特に患部をかいていると症状が悪化して湿疹が起きる場合もありますから、あまりかかないように意識してください。
あとはお肌の乾燥を悪化させないよう、空気の乾燥に気を付ける、熱いお風呂に長く入るといったことも避けた方がベターです。
このようにして患部がそれ以上乾燥することを避け、病院を受診できるようになったら受診し、治療するといいでしょう。

自宅に保湿剤があれば使ってみよう

乾燥肌はその名前の通り、お肌が乾燥していることで起こる症状です。
これを治療するためには保湿剤が有効で、皮膚科を受診したときにもやはり保湿剤が処方されることもあります。
この保湿剤は薬局やドラッグストアなどでも市販されていますよね。
すでに病院の受診を決意している場合、新しく購入する必要はありませんが、保湿効果のある市販のクリームなどをすでに持っている場合もあるでしょう。
そのときはそれを使って患部を保湿するのも有効です。

保湿剤を使うタイミングですが、入浴後がおすすめです。
ここで塗ると効果的ですから、お風呂に入ったりシャワーを浴びたりした後はなるべく乾燥している場所に保湿剤を塗るといいでしょう。
このほか、一日に何度か保湿剤を塗るのもおすすめです。
絶対にこのときに塗るべきというタイミングは特にありませんが、朝起きたあとなど適度なタイミングで保湿剤を塗ってみてください。
この保湿がうまくいけば症状が少し改善する可能性もあります。

ただし、患部が乾燥のあまり、すでに赤くなっていたり、ブツブツができていたりと、何か異常が起きている場合、これら市販の保湿剤の利用が適さない場合があります。
このときは無理にセルフケアなどせず、なるべく早く病院を受診してください。
また、お肌に合わない保湿剤を塗るとかえってかゆみが出たりと逆効果になる場合もあります。
そのような保湿剤はやはり使わず、症状が悪化しないように気を付けて生活しながら早めに病院を受診して治療するといいでしょう。