足のトラブル

足のトラブル

足に何らかの皮膚トラブルが起こることもあります。
このときにも皮膚科を利用すると適切な診断と治療を受けられますが、病院にすぐ行けない場合、ひとまずどのような応急処置をすればいいのか悩みますよね。
いくつかの足のトラブルについて病院に行くまでにおすすめの対応をご紹介しましょう。

魚の目

足の裏にできるタコのようなものですが、タコと違って次第に痛みが生じます。
これは角質が円錐形に変化しているためで、とがった石を踏み続けているような形になるため、魚の目ができると直立時や歩行時に痛みを感じるようになるのです。
問題ないと思っていた魚の目がつらくなってきたら病院に行くといいですが、すぐに行けない場合、応急処置として魚の目に体重がかからないように保護パッドなど当てるといいです。

市販されている商品を使うと手軽に処置ができます。
これはドーナツ形に中心がくり抜かれているパッドとなり、その中心部分を魚の目に当てるようにパッドを貼ります。
すると直立したときや歩いているとき、魚の目に体重がかかりにくくなり、痛みが少し和らぐのです。
すぐに病院に行けないときはこのようにして痛みを和らげつつ、病院に行けるようになったらなるべく早く受診するといいです。

ちなみに魚の目を自分で削るという対応はあまりおすすめではありません。
正常な部分を間違って傷つけたり、その傷が化膿したりと、別の足のトラブルに発展する恐れがあるためです。
また、単なる魚の目と思っていたものが実は悪性腫瘍だったという事例もあります。
このようなこともあるため、魚の目ができている方は応急処置をしつつ、早めに病院を受診するといいでしょう。

湿疹

体に小さなブツブツができ、かゆみや赤みが生じるといった湿疹の症状は全身のいろいろな場所に起こります。
足に起こることも多く、よくあるトラブルの一つになっています。
湿疹もまたひどくなるとかなり強いかゆみとなる場合もあるため、悪化する前に皮膚科を受診することが大事です。

今すぐ受診するのが難しい場合、大事なのはあまり触らないことです。
刺激があると悪化する場合があるため、ブツブツが気になったとしてもあまり触らないように注意してください。
かゆみがあるときもできるだけかかないように注意が必要です。
どうしてもかゆいときは患部をあまり温めすぎないこと、保冷剤などを使って軽く冷やすことなどが有効です。
病院に行けるようになったらこちらもなるべく早く病院を受診してください。