皮膚炎治療はどうすればいい?

皮膚炎の治療

皮膚炎とはお肌で炎症が起きている状態となり、かゆみ、湿疹、腫れ、赤みなどの症状が出ることが多いです。
これの治療はどうすればいいでしょうか?
自然に症状がよくなっていくならそのまま患部を刺激しないように回復を待てばいいのですが、なかなか回復しない場合や、症状が強くて回復を待てないときは皮膚科で治療を受けるのが基本です。

病院を受診すると炎症を抑えるための塗り薬や、かゆみを抑えるための飲み薬などを出され、皮膚炎の症状がずいぶんと楽になります。
あかみやかゆみが治まっていき、元通りになることも多いです。
治療を必要とする皮膚炎があればなるべく早く皮膚科を受診してください。

病院で治療を受けるまでの対応

仕事や用事があってすぐ受診できない、土日祝日で病院が閉まっているなど、すぐに病院を受診できない場合もありますよね。
このようなときは治療を受けるまでどう対応すればいいでしょうか?
皮膚炎の対応として患部をあまり触らないこと、特に患部に強いかゆみが出ることもありますが、極力かかないように注意してください。

仮に患部をかくとどうなるかというと、それで症状が改善することはあまりなく、むしろ悪化することが多いです。
病院で治療を受けるまで症状を悪化させないことが大事ですから、できるだけかかないように注意してください。

かゆみが強いときは

しかしかゆみも強くなると我慢するのが難しいことも多いですよね。
このときの対応として、患部を軽く冷やすという対応があります。
患部を温めたときと冷やしたときとで、かゆみが強まりやすいのは温めたときです。
逆に冷やすとかゆみが少し治まります。

病院で治療を受けるまでなるべく症状を悪化させないためにも、かゆみが強いときは濡らしたタオルを当てるなどして患部を冷やすと、少しかゆみが鎮まって楽になります。
ただし冷やしすぎると凍傷になる恐れもあるため、氷や保冷剤を直接患部に当てるといった対応は避けてください。
氷などを使うときはタオルに包むなどしてお肌に直接当てないように注意すること、適度に間隔を開けながら患部を冷やすといった対応が必要です。

悪化に注意しつつ早めの受診を

そのほか、爪を短く切っておく、お風呂で温まりすぎないといった対応を取ると、患部を強くかいて皮膚炎が悪化するというリスクを下げられます。
すぐに皮膚科にかかれないときはこのようにして悪化には注意しつつ、病院へ行けるようになったらなるべく早く受診してください。